なにかを手放したくなったとき

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なにかを手放したくなったとき

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2018/06/25 なにかを手放したくなったとき

何かを手放したいと思ったとき
あなたはどのようにしていますか

 

手放すということは意外に難しく
なかなか思ったようにはいかないと
感じられたことがあるのではないでしょうか

 

そして
手放そうとすればするほど
逆に、しがみつかれているかのように
重たく感じることになってしまうのが
手放したいものの特徴です

 

ここでは
なにかを手放したくなったときの方法について
お話してみたいと思います

 

一番大事なことは
それは「いらないもの」ではない
と思うことです

 

少なくとも
しばらくの間は
大事なものであった
または、自分の支えとなっていたものであった
と考えてみましょう

 

それが、例えば
「怒り」の感情である場合でも
その時は、自分が生きるために
持っている必要があったのかもしれないからです

 

次に、手放す手順について
お話いたします

 

⓷「手放す」前に
その手放したいものを
よ~く観察することをします
なぜ、自分は手放したいと思っているのか
なぜ、それが今なのか
それは今まで、自分にとってどんな意味があったのか

 

その時に必要なことは
前回お話しした
観察するために⓶「距離を取る」という作業です
感情的に嫌だということではなく
きちんと眺めて
助けられていたこともあったなあと
感謝の気持ちを持つことです

 

手放したいものに感謝をするなんて
ありえないことだと思われるかもしれませんが
多くの方のお話を聞いていて
すっと抜けたときには
感謝の気持ちがわいてくるように感じています

 

ただそうなるためには
もうひとつの大事な作業が必要です
それは⓵「話す」という作業です

 

この作業を次につなげることができるのは
評価をせず、ただひたすら聞いてくれる人の存在です
これがカウンセラーのお仕事ですが
これはカウンセラーでなくても
夜空に輝くお星さまでも
あなたが自分の本音に恐れずに語り掛ければ
きっと何かが見えてくることでしょう

 

「手放す」ためには「距離を取る」
「距離を取る」ためには「お話しする」

 

「話す」⇒「離す」⇒「放す」という作業を
丁寧に行って
やっと手放すことができるのです

 

これはとても長い道程のように感じられるかもしれませんが
このように丁寧に進めていった後には
穏やかで、満たされたものが残ります
もう、どこから出てくるかわからない不安に
おびえることもなくなります

 

どうかあなたのもとに
穏やかな夜が訪れますように

 

 

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