距離感の調整による治療効果

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距離感の調整による治療効果

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2018/05/14 距離感の調整による治療効果

4月の初旬に腰痛を悪化させてしまい
仕事をためこんでしまいました。
このページにも、なかなか向かえずにおりました。

 

心理の仕事をしておりますと
自分のこころの調整は心得ているつもりですが
実は、こころと一緒に
時によってはこころ以上に、手当てが必要なのは身体であると
あらためて痛感した1ヶ月でした。

 

過度なストレスには
考え方の見直しより、身体のケアが優先すると
日ごろからお話しておりましたのに
自分のケアを怠っておりました。

 

さて、カウンセリングの治療法のひとつとして
「距離感の調整」があります。
これを行うときは
感じ方や考え方で調整をする場合と
実際の行動で考えていく場合があります。

 

つまり、実際に離れることによる効果
つないでいる紐を徐々に伸ばしていくことをイメージする効果など
その方のそのときの状態に応じて
距離感を意識して、調整をしていきます。

 

また、人を支える、あるいは寄り添うという行為を考えるときに
『人』の文字をイメージした支え合いを考えがちですが
私には、それは、もたれあいのように思えてならないのです。

 

自分の足できちんと立つことができるからこそ
人を支えることができるのではないでしょうか。
イメージとしては『|.|』のような感じです。
『|……….|』これでは、相手を感じることも支えることも難しく
『||』とぴったりくっついていたのでは、共倒れになってしまう危険性があります。

 

それぞれが自立していながら
相手を理解しようとするこころを持ち
近づいたり離れたりして
心地よい距離感を保つことができる。

 

日常生活においても
自分のこころに問いかけながら
それぞれの相手に対する心地良い距離感を
感じてみるのはいかがでしょうか。

 

 

 

 

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